「子どもたちが自分らしく育つ、のびやかな環境づくり」を提案。建物全体に曲線を取り入れることで、堅苦しさを感じさせない優しい佇まいを目指し、子どもたちにとって安心感と親しみを与える外観とした。大きな窓から差し込む自然光が室内を明るく照らし、季節の移ろいを感じられる温かみのある空間を創出している。室内は子どもたちの動線を考慮した開放的なレイアウトで、探求心を刺激する多様な活動エリアを確保。さらに、園庭とのつながりを重視し、室内外の境界を曖昧にすることで、自然との触れ合いが日常の一部となるよう工夫した。地域に開かれた環境も意識し、子どもたちが多様な人々と関わりながら、豊かな感性と社会性を育む場となることを目指した。